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東京高専の偏差値65・学科・倍率・制服

東京工業高等専門学校

偏差値
65
学科の構成
5学科
入学定員
200
制服
なし
東京高専のイメージイラスト

東京工業高等専門学校(東京高専)は、東京都八王子市にある国立の高等専門学校です。高等専門学校は、中学校を出た人が入る5年制の学校で、高校ではなく大学や短大と同じ高等教育機関にあたります。1年生から専門の授業が始まり、5年間そのまま進むので大学受験をはさみません。卒業後はおよそ6割が就職しますが、4人に1人は大学の3年次に編入学します(令和6年度・国立高専51校)。

学科は機械工学科、電気工学科、電子工学科、情報工学科、物質工学科の5つで、出願のときにどれかを選びます。入学定員は合わせて200名です。高校の普通科と違って、入ったあとに文系・理系を選び直す形ではありません

東京高専で学べること(学科・コース)


東京高専には5つの学科があります。高専は入学のときに学科を選ぶので、ここが進路のいちばん大きな分かれ道になります。

学科入学定員
機械工学科40
電気工学科40
電子工学科40
情報工学科40
物質工学科40

合計の入学定員は200名です。

学科の選び方

2年生進級時に最終的な配属学科が決まる学科選択制度をとっています。入試の出願時には志望学科を書いて受検するが、1年間ガイダンスや研究室見学で各学科を見てから決め直せます。

東京高専の偏差値


東京高専の偏差値は65です。偏差値の分かる高専57校のなかで25番目にあたります(同じ65の高専が4校あります)。

偏差値の近い高専は次のとおりです。

偏差値高専
67北九州高専 福岡県・国立
67和歌山高専 和歌山県・国立
67沼津高専 静岡県・国立
66仙台高専 宮城県・国立
66八戸高専 青森県・国立
66函館高専 北海道・国立
66呉高専 広島県・国立
66富山高専 富山県・国立
66福島高専 福島県・国立
66茨城高専 茨城県・国立

偏差値は模試各社の参考値で、公的機関の発表ではありません。実施している会社によって数値が違います。合否の判断は、学校が公表している倍率と、通っている塾・中学校の資料を優先してください。

東京高専の入試(倍率と選抜のしかた)


国立高専の入試は、推薦による選抜と学力検査による選抜の2つが柱です。学力検査は全国51校で同じ問題を使い、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で行われます。住んでいる都道府県は関係なく、公立高校の入試より前に結果が出るので、公立高校との併願ができます。

学科ごとの志願者数と倍率です。令和5年度から令和8年度までを並べています。

学科令和5年度令和6年度令和7年度令和8年度
機械工学科73人1.8倍72人1.8倍96人2.4倍73人1.8倍
電気工学科45人1.1倍76人1.9倍43人1.1倍49人1.2倍
電子工学科61人1.5倍63人1.6倍67人1.7倍51人1.3倍
情報工学科113人2.8倍125人3.1倍126人3.2倍104人2.6倍
物質工学科59人1.5倍65人1.6倍70人1.8倍57人1.4倍
合計351人1.8倍401人2.0倍402人2.0倍334人1.7倍

志願者数と倍率は学校が出している数字のとおりです。定員は各学科40名・合計200名です。

国立高専には「最寄り地等受験制度」があり、志望する高専まで行かなくても、全国51校とその会場のどこでも学力検査を受けられます。利用するには事前の相談が要ります。

東京高専の制服


東京高専に制服はありません。

普段の学校生活は自由な服装でよいです。ただし入学式・卒業式などの式典や工場見学では、その場にふさわしい服装が必要です。

高専は制服のある学校とない学校がはっきり分かれます。ある学校でも「3年生まで」という決め方が多く、4年生からは自由になります。

東京高専にかかるお金


国立高専の入学料と授業料は、独立行政法人国立高等専門学校機構の規則で全国どこでも同じ額に決まっています。入学料は84,600円、授業料は年額234,600円(半期ごとに117,300円)です。

入学料84,600入学のときだけ
授業料234,600年額(半期117,300円)

1年生から3年生は高等学校等就学支援金の対象で、この支援金が授業料に充てられます。4年生と5年生、専攻科は高等教育の修学支援新制度の対象になります。このほかに教科書代・教材費・学生会費などがかかり、その額は学校と学科で変わります。

この学校で公表されている金額

入学年度に必要な経費は約42万円です(入学料84,600円、授業料234,600円、学生会費等9,000円ほか。平成31年度入学者実績)

東京高専を出たあと(就職と進学)


高専を出たあとの道は、就職と進学の2つです。進学は大学の3年次への編入学か、高専に置かれた2年制の専攻科への進学で、大学入学共通テストは受けません。編入学試験は大学ごとに日程が違うので、複数の国立大学を受けられます。

就職と進学の割合就職がおよそ6割、進学がおよそ4割
進学4割の内訳大学への編入学が25%、高専の専攻科への進学が15%(令和6年度・本科卒業者)
就職率99.0%(令和6年度・本科卒業者のうち就職希望者)
求人倍率20倍を超える
高専生のための大学長岡技術科学大学・豊橋技術科学大学

国立高専51校をまとめた数字です(国立高等専門学校機構「概要(2025年度)」)。学校ごと・学科ごとの数字はこの下に載せています。

就職と進学はおおよそ半々です。就職希望者への求人倍率は20〜30倍です。

東京高専の学校生活


校則・通学

車・バイクの免許取得は禁止していないが、通学を含めて登校に車・バイクを使うことは禁止です。アルバイトは原則禁止です。

女子学生の割合

女子学生は学生全体の約15%です。物質工学科のように学科内の30%程度が女子という学科もあります。

東京高専の基本情報


正式名称東京工業高等専門学校
設置国立
所在地〒193-0997 東京都八王子市椚田町1220-2
学科の構成5学科
学校コードG113110104564
公式サイト東京工業高等専門学校の公式サイト

地図は学校名で開いています。住所は国土地理院のアドレスサーチで「東京都八王子市椚田町1220番地」として引けました。

高専と高校のちがい


高専は高校ではなく、大学や短大と同じ高等教育機関です。同じ「15歳で入る学校」でも、次のところが違います。

 高専高校
通う年数5年(商船学科は5年6か月)3年
呼び方学生生徒
専門の授業1年生から始まる普通科は3年間ほぼ一般科目
卒業したら準学士。大学の3年次に編入学できる高校卒業。大学は1年次から
大学受験しない(編入学試験は大学ごと)する
住む場所どの都道府県からでも受けられる公立は原則その都道府県の中
学科を変えるむずかしい(学校により転科の制度あり)普通科なら文理の選択で調整できる

高専に入ったあと、進路を変えられるか


高専は5年一貫なので、途中で高校受験も大学受験もはさみません。ただし、大学に行かない学校ではありません。卒業してから大学の3年次に編入学するのがふつうの道の1つで、国立51校の本科卒業者では25%がこれにあたります(令和6年度・国立高等専門学校機構「概要(2025年度)」)。途中で進路を変える道もふさがっていません。

やりたいことできるか条件
大学に行く(ふつうの道)よくある5年で卒業して大学の3年次に編入学します。国立51校では本科卒業者の25%がこの道で、大学入学共通テストは受けません
大学を受け直すできる3年次を修了すると大学入学資格が付きます。高卒認定試験を受け直す必要はありません
高校に移る制度としてある「編入学」として扱われます。時期と学年の決まりは都道府県と受け入れ先の高校しだいです
高校卒業の資格を得る3年修了だけでは付かない大学入学資格と高等学校卒業は別ものです。高卒の資格がいるなら高校に移って卒業する必要があります
2年以下でやめる中学卒業のまま3年次を修了していないと大学入学資格は付きません

大学入学資格は文部科学省が「特別支援学校の高等部又は高等専門学校の3年次を修了した者(法第90条第1項)」として挙げています(大学入学資格について・文部科学省)。高校への編入学は、たとえば東京都では「高専又は特別支援学校高等部に在籍している者が全日制に出願する場合、第1学年の第二学期転学・編入学募集に限り出願することができる(単位が認められれば第2・第3学年の第一学期も可)」と募集要項に書かれています。定時制・通信制はもう少し幅があります(転学・編入学情報・東京都教育委員会)。都道府県ごとに決まりが違うので、移りたい先の教育委員会と、いま在学している高専の学生課に必ず確かめてください

全国の高専は58校(国立51・公立3・私立4)です。ほかの高専は高専の一覧から探せます。

学校マスタ:文部科学省「学校コード一覧」令和8年5月1日時点(文部科学省
入試・倍率:東京高専の入試・倍率のページ(juken.tokyo-ct.ac.jp
制服:東京高専の制服のページ(tokyo-ct.ac.jp
学科選択:東京高専の学科選択のページ(tokyo-ct.ac.jp
公式サイト:東京工業高等専門学校(tokyo-ct.ac.jp