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偏差値が高い高校ほど倍率も高い?2026年度の公立高校のデータで見る偏差値と倍率

文:学校チェック編集部(株式会社WildCard)。数字は全国の高校の台帳から数え直しています。

「偏差値の高い高校は倍率も高い」と思われがちですが、実際の数字はどうでしょうか。学校チェックが集めた2026年度入試の公立高校2,992校の倍率を、偏差値ごとに並べました。

結論からいうと、偏差値が上がるほど倍率は高くなります。ただしその差は小さく、偏差値70以上の学校でも倍率の真ん中は1.27倍です。大きく違うのは、募集人員に届かない学校の割合のほうでした。

偏差値44以下の公立高校は80%が1倍未満


偏差値ごとの、2026年度入試の倍率の真ん中と、1倍未満・1.5倍以上の学校の割合です。偏差値は、その学校でいちばん高い学科の値で分けています。

偏差値学校数倍率の真ん中1倍未満1.5倍以上
44以下1,057校0.69倍80%2%
45〜49619校0.93倍63%4%
50〜54419校1.01倍47%6%
55〜59345校1.05倍34%8%
60〜64267校1.11倍26%12%
65〜69190校1.18倍17%12%
70以上95校1.27倍6%21%

偏差値44以下では80%の学校が、志願した人が募集人員に届きませんでした。偏差値が上がるにつれてこの割合は下がり、70以上では6%です。偏差値の低い学校ほど、受けた人のほとんどが合格している計算になります。

偏差値70以上でも倍率の真ん中は1.27倍


上位校の倍率は、思われているほど高くありません。偏差値70以上の95校のうち、1.5倍以上は21%です。

倍率の高さと合格の難しさは同じではありません。上位校を受けるのは、模試や学校の成績で合格の見込みがある人が中心です。倍率1.2倍の上位校と、倍率1.2倍の中位校では、受けている人の成績の分布が違います。

反対に、倍率が1倍を下回っていても、学力検査の点数が基準に届かなければ不合格になることがあります。倍率の種類の違いは倍率の見方にまとめています。

志望校の倍率は、同じ県の学校どうしで比べる


公立高校の入試は都道府県ごとに仕組みが違い、倍率の種類(志願倍率・受検倍率・実質倍率)もばらばらです。上の表は種類の違う倍率をまとめて数えているので、県をまたいだ細かい比較には向きません。

志望校の倍率は、同じ県の学校どうしで比べてください。県名のページの倍率ランキングでは、その県が公表している種類の倍率で並べています。

全国の倍率ランキング / 偏差値の見方

このデータの集め方


各都道府県の教育委員会が公表した2026年度入試の確定した倍率と、偏差値が両方そろっている公立高校2,992校です。出願の途中の数字(中間発表)は入れていません。学科が複数ある学校は学校全体の倍率です。

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