高校選びのガイド

偏差値別に見る高校の大学合格実績。全国の高校のデータで国公立・GMARCHの目安をつかむ

文:学校チェック編集部(株式会社WildCard)。数字は全国の高校の台帳から数え直しています。

「偏差値◯◯の高校に入ると、どのくらいの大学に行けるのか」は、高校選びでよく聞かれる疑問です。学校チェックが合格実績を集めた全国1,250校の数字を、高校の偏差値ごとにまとめました。

数字はどれも学校が公表した合格者の延べ人数を、1年あたりに直したものです。学校ごとに公表のしかたが違うので、ここでの数字は「その偏差値帯の高校の真ん中あたり」の目安として見てください。

偏差値60〜64の高校は、国公立大学の合格が年32人前後


高校の偏差値ごとに、1年あたりの合格者数(延べ)の真ん中の値を並べました。偏差値は、その学校でいちばん高い学科・コースの値で分けています。「その他」は国公立・早慶上理・GMARCH・関関同立以外の大学です。

偏差値国公立早慶上理GMARCH関関同立その他
44以下
331校
0人0人0人17人
45〜49
206校
2人0人0人58人
50〜54
199校
6人0人3人120人
55〜59
233校
15人1人18人201人
60〜64
174校
32人3人42人262人
65以上
107校
59人11人114人376人

偏差値が5上がるごとに、国公立大学とGMARCH・関関同立の合格者は2倍以上ずつ増えています。偏差値55〜59で国公立15人・GMARCH・関関同立18人、60〜64で32人・42人です。

「その他の大学」も偏差値とともに増えています。延べ人数には、1人が複数の大学に受かった分と、学校の規模(1学年の人数)の違いが入っています。

難関国立大学に1人でも受かっている学校は、偏差値60〜64で64%


人数ではなく、「そのくくりの大学に1人以上合格している学校」の割合です。難関国立大学は旧帝大(東京・京都・北海道・東北・名古屋・大阪・九州)と一橋・東京科学・神戸大学です。

偏差値国公立難関国立早慶上理GMARCH関関同立
44以下45%2%7%16%
45〜4968%5%13%46%
50〜5486%14%22%74%
55〜5994%42%58%92%
60〜6497%64%71%97%
65以上97%86%85%100%

偏差値50〜54の高校でも86%が国公立大学の合格者を出しています。国公立大学には地方の国立大学や公立大学も含まれ、偏差値が中くらいの学校から国公立大学に進む道は珍しくありません。

一方で難関国立大学は、偏差値55〜59で42%、60〜64でも64%にとどまります。難関国立を目指すなら、偏差値だけでなく志望校の合格実績を大学ごとに確かめたほうが確実です。

同じ偏差値でも、学校によって実績は大きく違う


表の数字は真ん中の値で、同じ偏差値帯の中でも学校ごとの差は大きくあります。差が出るおもな理由は次のとおりです。

  1. 1学年の人数。1学年200人の学校と400人の学校では、同じ割合で合格しても人数は2倍違います。
  2. 公立か私立か。私立は特進コースの実績が学校全体の数字に入ります。偏差値は特進コースの値でも、一般コースの生徒が大半ということがあります。
  3. 既卒生を含むか。浪人して合格した人を含めて公表する学校と、現役だけの学校があります。
  4. 地域。近くに国公立大学が多い地域では、国公立の合格者が多くなりやすくなります。

志望校の実績は、学校ページの「進学実績」の表で大学ごとに見られます。延べ人数の読み方は大学合格実績の読み方にまとめています。

このデータの集め方


各高校が公式サイトや学校案内で公表している大学合格実績を、学校チェックが集めた1,250校ぶんです。何年ぶんかの合計を出している学校は、年数で割って1年あたりにしています。大学のくくりは学校ページと同じで、国公立大学には難関国立大学を含みます。

主な大学だけを載せている学校や、進学者数しか公表していない学校もあり、全国の高校をむらなく集めたものではありません。偏差値70以上の学校は数が少ないので、65以上にまとめています。

全国の偏差値ランキング / 偏差値の見方

ほかのガイド


合格実績:各高校が公式サイト・学校案内で公表している大学合格者数(学校チェック調べ)