高校選びのガイド

高校の大学合格実績の読み方。延べ人数・進学者数・既卒生の違いを知る

高校のパンフレットや公式サイトに載っている「大学合格実績」は、高校選びでいちばん気になる数字のひとつです。ただ、ほとんどの学校が延べ人数で出しているので、そのまま卒業生の進学先とは読めません。

学校チェックは各校が公表している合格実績を集めて、学校ページに大学ごとの人数を載せています。その数字を読むときに知っておきたいことをまとめました。

合格者数は延べ人数。1人が5つ受かれば5人と数える


私立大学は、同じ人が複数の大学・学部・入試方式で合格できます。上位の生徒が1人で10以上の合格を出すこともあり、合格者数の合計は卒業生の人数を大きく上回ることがあります。

学校チェックの学校ページで「延べ◯人」と書いているのはこのためです。卒業生が300人の学校で合格者が延べ600人でも、おかしくはありません。

合格した人数と進学した人数は違う


合格者数は「受かった人」の数で、実際にその大学に入学した人数ではありません。国公立大学と私立大学の両方に受かった人は、どちらか1つにしか進学しません。

学校によっては「進学者数」を別に公表しています。卒業生のうち何人がどこへ進んだかは、進学者数のほうが実態に近い数字です。

何年ぶんの合計かを確かめる


公式サイトでは、直近1年ぶんのほかに、3年ぶんや5年ぶんの合計を載せている学校があります。学校チェックでは、何年度から何年度までの数字かを見出しに書いています。

既卒生(浪人して合格した人)を含むかどうかも、学校によって違います。現役の合格者だけを出している学校と、既卒生を含めて出している学校を、同じ物差しで比べることはできません。

大学のくくりは「難関国立」「早慶上理」「GMARCH・関関同立」


学校チェックでは、合格実績を次のくくりに分けて、難しい順に並べています。人数の多い順に並べると、地元の私立大学が上に来て、少人数の難関大学が下に沈むためです。

くくりおもな大学
難関国立東京大学・京都大学・一橋大学・東京科学大学・旧帝国大学など
国公立大学上記以外の国立大学・公立大学
早慶上理・ICU早稲田・慶應義塾・上智・東京理科・国際基督教
GMARCH・関関同立学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政/関西・関西学院・同志社・立命館
その他の大学上記以外の私立大学など

くくりの人数はくくりの中の合計で、これも延べ人数です。

専門学科の高校は、就職先もあわせて見る


工業・商業・農業などの専門学科では、卒業生の半分以上が就職する学校も珍しくありません。学校チェックでは、学校が公表している主な就職先も集めて載せています。大学の合格実績だけで学校の良し悪しを判断しないでください。

偏差値ごとの合格者数の目安は偏差値別に見る大学合格実績にまとめています。

全国の偏差値ランキング / 偏差値の見方

ほかのガイド


合格実績:各高校が公式サイト・学校案内で公表している大学合格者数(学校チェック調べ)